食育レシピ

麹甘酒のゼリー&麹甘酒

2012.04.10

今回のおやつでは米麹を利用したノンアルコールタイプの甘酒を用いたお菓子のご紹介です。(酒粕で作る甘酒はアルコールを含みます) 
前々回のランチや前回のおかずでも米麹使用の『塩麹』を利用したメニューをご紹介しましたが、いずれも米麹を最大限に利用した優れもの食品です。
『甘酒』は独自の香りや旨み・甘味の他、天然のアミン酸を豊富に含み、腸内環境を整える作用や発酵時にはビタミンB群が生産されるなど栄養価の高い食品です。江戸時代には夏バテ防止の栄養ドリンク剤として飲まれていた程で『飲む点滴』や『ジャパニーズヨーグルト』とも言われています。(キッチンHiro)
<材料>(3~4人分)
*アガー  4g
*砂糖  10g
・豆乳  150g
・水  100g
・砂糖  20g
・麹甘酒(濃い目)  100g   
・生姜汁  5g

(生姜シロップ)
・生姜絞り汁  20g
・砂糖・水  各60g

<作り方>
・生姜シロップの材料を耐熱容器に入れ電子レンジで加熱し冷ましておく
1)アガーと砂糖をボールに入れ混ぜ合わせてておく。
2)豆乳~生姜汁迄の材料をミキサーに入れて粉砕してから鍋に入れ中火にかける。沸騰してきたら火を弱め1~2分加熱し、泡たて器でかき混ぜながら1)のボールに加え、アガーを溶かすようによくよくかき混ぜる。
3)好みの型に流し冷やし固める。アガーは常温でも固まってきますので素早く型に流してください。好みのカットフルーツを添え、生姜シロップをかけて頂く。
※麹甘酒の濃度により豆乳の量を加減してください。
ストレートタイプの甘酒を使用する時には、水は加えず豆乳とストレートタ
※イプの甘酒を合わせて水分量が350gになるよう調整してください。
※豆乳の替わりに牛乳でも美味しく出来ます。

<アガーの替わりに粉寒天を使用する時>
掲載のレシピでアガーの替わりに粉寒天2gを使用。
(作り方)
・砂糖10gと豆乳~生姜汁迄ミキサーにかけ粉砕したものを鍋に入れ、粉寒天2gも加えて中火にかける。
・沸騰してきたら火を弱め、更に1~2分加熱して寒天を煮溶かしてから型に流し、冷やし固める。

「麹甘酒のゼリー」の材料にもなっている『麹甘酒』の作り方です。ノンアルコールタイプの甘酒です!!

<材料>
・麹  500g 
・もち米  600g 
・水  0.9~1L

<作り方>
1)もち米は洗米してから2~3時間浸水し、水加減して炊く。
(炊き上がりはかなり水分が多く柔らかい状態)
2)麹をほぐし50℃位まで冷ましたもち米を混ぜ合わせる。
3)炊飯器で保温しながら発酵させる。・・・・2)迄処理した麹ともち米を炊飯器の窯に入れ、フタを締め切らず炊飯器のフタが少し開いている状態で、バスタオルを巻きつけてフタが開ききらないよう押さえる。そのまま10~12時間置く。時々かき混ぜながら甘味が出てくるまで保温する。
4)冷蔵庫で保存。出来れば1カ月位で使い切ること。(冷凍保存も可)又は鍋に入れ火を入れておく。

※普通の白米でも出来ますがもち米を利用した方が濃厚な甘みになります。