食育レシピ

離乳食の進め方

2008.12.11

今月から始まります!『離乳食の進め方』
はじめての離乳食、食べてくれるかな? 作り方が悪いのかなぁ?何かと気になりますね。
みんな一人一人顔つきや声が違うように、食べ方や進み方も当然違ってきます。元気ですくすく育つ赤ちゃんの離乳食作り、気負わず始めてみましょう。(キッチンHiro)

・離乳食の進め方(スタートから卒業まで)
生後5~6か月頃の赤ちゃんはよだれがたくさん出るようになり、大人の食べているものを目で追うようになると離乳食のスタートです。生後1年余りのこの時期は、生涯で一番成長の激しい時期であり、当然、母乳やミルクだけでは栄養が不足してきます。
また、「飲む食事」から「食べる食事(食べること)」の体験期でもあります。
そうして「食べることは楽しいこと・幸せなこと」をたくさん感じさせてあげることが、離乳食の一番大切なポイントになります。
離乳食を作っていると赤ちゃんの成長に合わせて固さや大きさがどんどん変わってゆきます。

離乳期には大きく分けて4つの時期があります。
・ゴックン期(初期、5~6か月ころ
・もぐもぐ期(中期、7~8か月ころ
・カミカミ期(後期、9~11か月ころ
・パクパク期(完了期、1才~1才3か月ころ

ここで離乳初期(ゴックン期)から完了期(パクパク期)まで、人参を1つの例として、取り上げみて見ましょう。

◆ゴックン期

(トロトロ  ・  ベタベタ)

◆モグモグ期

(ツブツブ  ・  小ツブ  ・  荒ツブ)

◆カミカミ期

(ミニコロ  ・  コロコロ)

◆パクパク期

(半月切り・輪切り)

4つのステップごとに固さ・大きさ・味付けが変わってきます。

そして、今までの授乳タイムに離乳食も合わせ、1日の授乳回数が5回ならば、そのうちの1回を離乳食に変え、やがて全部が入れ替わり、離乳食完了となります。
次回からは、4つのステップごとに分けて離乳食を紹介してゆきます。(キッチンHiro)