離乳食/カミカミ期（後期　9～11か月頃）

カミカミ期（後期9～11か月頃）～歯茎でつぶして食べる練習をします～

舌でつぶしながらの食べ方から、歯茎に乗せつぶして食べる食べ方へとステップアップ。この歯茎で食品をつぶして食べる方法は大人と同じ噛み方です。そして、この時期からはほとんどの食材が食べられるようになりますからお母さんとしては大助かり。
また、1日2回のお食事タイムが3回となり、家族の食事時間と一緒に食べられるようにもなります。食材はバナナくらいの固さに調理し、だしの旨みや素材の持ち味を生かした薄味調味を今までと変わらず心がけます。
また、この頃は今まで好んで食べていたものを急に食べなくなったり、決まったものしか食べない「ばっかり食い」や食べる日食べない日の差が大きい「ムラ食い」などがみられます。が、ほとんどは一時的なことばかりで赤ちゃんの成長にはたいして影響はないのでゆったりと構えておきましょう。

【カミカミ期（後期9～11か月頃）の献立とレシピ】

◆ハムとブロッコリーのピラフ(左下):玉ねぎみじん切り(大1)・ハムみじん切り(1枚)・ブロッコリーみじんぎり(小房2株)をサラダ油少々で炒め、ご飯(子供茶碗1杯分)・スープ(ベビーフードの野菜スープ50g)と共にさっと煮る。
＊アレンジ:ブロッコリーをいろいろな野菜に置き換えて

◆豆腐とキャベツのそぼろあんかけ(右上):豆腐(40g)・春キャベツの粗微塵切り（20g）をだしで煮たものに、エノキ（小2）・豚ミンチ（15g）のスープ煮にトロミをつけたそぼろあんをかける
＊アレンジ:豆腐をじゃが芋にキャベツをブロッコリーに置き換えて

◆人参とかぼちゃのミルク煮(右下):人参（20g）・かぼちゃ（30g）を小さく切りスープベビーフードの野菜スープで柔らかく煮てからスキムミルク（小2）を加え混ぜる
＊アレンジ:人参をカブにかぼちゃを里芋やゆで青菜のみじん切りに置き換えて

◆イチゴ(左上):イチゴ（中）1個を洗い4～6等分に切る