食育レシピ

パクパク期/後期 1才~1才3か月頃 

2009.05.15

パクパク期はかむこと(咀嚼)の訓練期。歯茎でかむ練習をします。バナナくらいの固さのかたまりを、リズミカルな口の動きで食べられるようになります。また、1才くらいになると前歯も生えてきますから食べものをかみ切ることも出来るようになりますが、「かむ力」には個人差があるので決して無理じいしないこと、ゆっくりペースの赤ちゃんなら1歳半まであわてず焦らずいきましょう。

一日の食事は3回、補いとしての間食は2回くらいで、家族と一緒のお食事タイムを楽しく食べることや規則正しい食事時間により、生活サイクルが安定してきます。この頃の授乳タイムは間食と就寝時くらいにとどめましょう。好奇心旺盛な赤ちゃんですから外遊びを充分にさせたり、興味が広がるにつれ、自然におっぱいから他の物に関心が移ってゆきます。が、おっぱいばかりで食事が進まないようでしたら、泣かれてもきっぱりとやめること、決して与えないことがポイントです。

【パクパク期(後期 1才~1才3か月頃)の献立】

◆コーンバターのおにぎり(左下):柔らかめご飯を温め、バター少々と粒コーンを合わせ、おにぎりにする。
*アレンジ:シラスの湯通し、ゆで青菜みじん切り・ゴマを合わせて握る

◆白身魚トマト煮(右上):白身魚はさっと茹でてからトマトソース(ベビーフード・またはトマトとトマトケチャップ少々を加熱)にさっと煮る。柔らかく茹でた豆を加える。
*アレンジ:魚をミンチ肉や豆腐・高野豆腐・ゆで豆にかえて 冷凍保存可

◆野菜のスープ煮(右下):里芋・キャベツ・人参・玉ねぎをスープ(ベビーフード)で柔らかく煮てから塩で調味。
*アレンジ:多めに作り冷凍しておく。ご飯・めん類と一緒に煮込む。小さく切ったパンを浸して食べる