ちいさい いすの はなし
2009.06.17
コムデザインスタッフのてんとうむしさんの紹介です。
★「ちいさい いすの はなし」
竹下文子 文 鈴木まもる 絵
ハッピーオウル社

ちいさいこどものようのいすは、おとこのこが生まれたときからずっと一緒。
クルマになったり、トンネルになったり、たくさん遊んでたくさん笑って。
しかられて泣いてるときは抱っこしてあげて。
クルマになったり、トンネルになったり、たくさん遊んでたくさん笑って。
しかられて泣いてるときは抱っこしてあげて。
でも大きくなったおとこのこは、もう自分には小さくなったからいらないよ・・・と。
「ちいさくなった?ぼくはちっともかわってないのに!」
ちいさいいすの気持ちがせつなくてせつなくて。
でも最後の最後にとてもすてきな偶然がおきます。
絵も文章も静かで、物や命の大切さを残してくれる本です。