3びきのくま
2009.06.8
今週は元公立保育園長、コノハズクさんからの紹介です！
★「3びきのくま」
トルスロイ 文 バスネツォフ 絵 おがさわらとよき 訳
福音館書店
同じ題名の絵本はほかにもたくさんありますが、この本の絵は森、熊の家、親子3匹の熊が力強く描かれ自然の豊かさをも感じさせてくれます。
熊の家に迷い込んだ女の子には名前がありませんが、熊のお父さんはミハイル・イワノビッチ、おかあさんはナスターシャ・ペトローブナ、小熊はミシュートカで文中ではすべてこの名前で出てくるのもこのお話の特徴で、言葉に関心をもちだした子どもは面白がります。
かつてわたしも散歩に行くと3歳の子どもに「ねえ、ペトローブナ、今日はお山に行こう」などと声をかけられたものです。