みずのなかのちいさなせかい
2009.02.17
今回はコノハズクさん(元保育園園長先生)の紹介です。
1972年。みなさんが生まれる前か、生まれた頃の絵本です。
いい絵本は、どんな時代の子どもにも読まれていくんですね。
★「みずのなかのちいさなせかい」
(はじめてであう科学絵本9・福音館書店)
三芳悌吉ぶん・え

この表紙のおかしな生き物は、体長1.2~2.5mmでプランクトンの仲間のみじんこです。
メダカのあかちゃんも、ヤゴもみんなプランクトンを食べて大きくなります。
メダカのあかちゃんも、ヤゴもみんなプランクトンを食べて大きくなります。
この絵本は、高学年の観察資料としても十分役立つ
淡水の動植物の様子を正確に描いています。
「はじめてであう科学絵本」ということで年長向きと思われがちですが、
3歳児でも「みじんこちゃん」がすっかり気に入って、
飽きずに眺めていた子もいました。
大人でもこんなユーモラス姿の生き物がいると知ったら
むしめがねをもって水辺へ行ってみたくなるでしょう。